蒼生庵 (そうせいあん)

旧天野次郎宅は、山中湖村平野地区の代表的旧家であり、消滅しつつある古民家の保存と活用を図るために「文学の森公園」内に移築したものです。

築後120年以上といわれる当時の富士北麓の典型的農家の主骨組をほぼ再現、延床面積は、139.86平方メートル(約42坪)、入母屋づくりの萱(かや)葺き屋根でしたが、移築に際し銅板葺きに改修しました。
屋根は、30年から50年ごとに葺(ふ)き替えが必要でしたので、当時は萱を村人みんなで共有林から刈り取り、葺き替えの作業をしていました。
湿度の高い土地柄、床が高く板壁であることも特徴です。
ケヤキの大黒・小黒の柱やモミ・バラモミの梁(はり)などは、民家のもつ温もりと安らぎが感じられます。
移築後は、「デエドコ」「カッテ」「ヒジロ」と「ザシキ」の一部を民具展示室に、「オクのテエサ」「マエデエサ」「コマ」を陶芸などのクラフト体験学習室として活用しています。
間取りから、当時の暮らしの様子が垣間見ることができます。
来客を迎えお茶を飲む部屋や大勢の親戚縁者招き祝い事をする部屋、出産に使う部屋など用途は様々でした。

入館料 :無料(古民具展示室)
開館時間: 午前10:00~午後5:00
休館日 :12月1日~3月20日
問合せ先:山中湖村教育委員会 0555-62-3813