山中湖情報創造館 mmc(マルチメディアコーナー)
プレスリリース 2015.08.14
(PDF版はこちら)
3D ダウンロード
3Dプリンタで出力する3Dデータは、インターネット上に有料のものだけでなく、無料で利用できるデータもたくさんあります。
ダウンロードして、そのまま出力することもできますが、拡大/縮小して出力したり、3Dモデリングソフトで加工して出力したりできます。
まずは、3Dデータのダウンロードにチャレンジしてみては、いかがでしょうか。
ダウンロードは、拡張子が .stl のファイルをダウンロードしてください。
【3Dデータのダウンロードサイト】
他にも、無料でダウンロードできるサイトや有料で3Dデータを販売しているサイトなど、たくさんあります。
【3Dプリントへ】
- ダウンロードした 拡張子 .stl ファイルを、USBメモリなどに保存する。
- 山中湖情報創造館で、3D出力サービスの利用を申し込む。
- 3Dプリンタ用のパソコンを起動する。
- 3Dプリンタの電源を入れる。
- 3Dプリンタ用のパソコンで、 Cura を起動する。
- USBメモリを差し込む。
- Curaの画面から、USBメモリに保存した.stlファイルを読み込む。
- Cura上で出力するサイズ(スケール)や角度を設定。
- 重要: 出力時間とフィラメントの重量を確認 ← これが料金の計算に必要です。
- Curaで、温度を設定。
- 出力する準備ができたら、Cura にある。プリント ボタンをクリック。
- あとは3Dプリンタの起動を確認するとともに、フィラメントがひっかからないかときどき監視する。
- できあがったら、3Dプリンタから剥がし、ヘルプデスクで料金をお支払いください。
3D モデリング
パソコンやタブレットなどのアプリケーションソフトを使って、3Dの形状データをつくることを「3Dモデリング」といいます。3Dモデリングのためのプログラムはたくさんありますが、無料で使い勝手の良いソフトから使い始めるのが良いでしょう。
【3Dモデリングソフト】
- 123D Design (Autodesk) Windows用/Mac用/iPad用 日本語化
- Meshmixer (Autodesk) Windows用/Mac用 日本語化
- Blender (オランダ生まれ) Windows用/Mac用 日本語化可能
他にも、無料/有料の3Dモデリングソフトがたくさんありますが、まずは123D Designあたりから使ってみてはいかがでしょうか。
また、表現できる形状には制約がありますが、子供向け3Dモデリングソフト(環境)を使うのも悪くはありません。
【子供向け3Dモデリング】
- Thinkercad (Autodesk)ウェブブラウザ上で動く。(*Autodeskアカウントの登録が必要)
- ボケスケ (rinkak) Android用/iOS用
- 123D Sculpt (Autodesk) iPad専用
【3Dデータの書き出し】
- それぞれのソフトウェアで、3D形状をモデリングする。
- オリジナルのデータフォーマットで保存。
- 3Dプリンタ出力用に、 拡張子 .stl 形式で書き出す。← このデータを使って3Dプリンタで出力する。
3D スキャニング
FabLib@山中湖には、3Dスキャナはありませんが、デジタルカメラの写真から3Dデータを作成するサービスを利用して、3D形状データを作成することができます。
【3Dスキャニング】
- 123D Catch (Autodesk) iOS / Android / Windows用
- Autodesk Mement (beta) Windows / Mac 用
どちらも対象物の周囲から写真を撮影し、複数枚の写真画像から3Dデータを自動的に作成します。